インプラント治療
天然の歯のように噛める歯をもう一度【こばやし歯科のインプラント治療】

事故や進行してしまった虫歯・歯周病など様々な理由で、かけがえのないご自身の歯を失ってしまった。
その時の喪失感やこれからの食生活へのご不安は、計り知れないものがあるでしょう。
- 「硬いものが食べられなくなった」
- 「入れ歯が合わず会話を楽しめない」
- 「歯が抜けたところを気にして思い切り笑えなくなった」
インプラント治療はそのようなお悩みを抱える患者様のために、失われた歯の機能と見た目をまるでご自身の歯が蘇ったかのように回復させることを目指す先進の歯科医療です。
単に歯がない部分を補うだけではありません。顎の骨にチタン製の人工歯根を直接結合させることで、ご自身の歯とほとんど変わらない安定した噛み心地を取り戻す。
そして周りの歯と調和した自然で美しい見た目を回復させる。
その機能性の高さからインプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれています。
院長である私は歯科医師になってから、大阪府内のインプラントセンターに4年間勤務しこのインプラント治療の基礎から応用まで、数多くの症例に携わり深く学んでまいりました。
その経験から私が何よりも大切にしているのは、外科処置としての「安全性」と治療計画の「確実性」です。
豊富な経験とそれを支える精密な医療設備、そして患者様一人ひとりのお気持ちに寄り添う丁寧な姿勢。そのすべてをもって再び噛める喜びと心からの笑顔を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。
歯を失った時の選択肢 – インプラント・ブリッジ・入れ歯の比較
歯を失った場合、その機能を補うための治療法はインプラントだけではありません。
従来から行われている「ブリッジ」や「入れ歯」といった選択肢もあります。
どの治療法が最も適しているかは患者様のお口の状態やライフスタイル、そして何を最も重視されるかによって異なります。
それぞれの方法を正しくご理解いただくことが、後悔のない選択をするための第一歩です。
| 治療法 | 主な長所 | 主な短所 | 治療期間 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| インプラント | 自然な噛み心地、他の歯に負担なし、骨の吸収防止 | 外科手術必要、高額、治療期間長 | 2~6ヶ月 | 保険適用外 |
| ブリッジ | 固定式で安定、比較的短期間 | 健康な歯を削る、支えの歯に負担 | 2~3週間 | 保険~自費 |
| 入れ歯 | 健康な歯を削らない、体への負担少 | 違和感大、噛む力弱い、見た目 | 2~4週間 | 保険~自費 |
インプラント
失われた歯の場所にチタン製の人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、それを土台にして人工の歯を装着する方法です。
主な長所
- 顎の骨に直接固定されるためご自身の歯のように、硬いものでもしっかりと噛むことができます
- 見た目が天然の歯とほとんど見分けがつかず、非常に自然で美しい仕上がりです
- 両隣の健康な歯を削る必要がなく他の歯に負担をかけません
- 噛む力が直接顎の骨に伝わるため、骨が痩せてしまうのを防ぐ効果があります
主な短所
- 外科的な手術が必要となります
- 保険が適用されないため治療費が高額になります
- 骨とインプラントが結合するまでに時間が必要で、治療期間が比較的長くなります
ブリッジ

失われた歯の両隣にある健康な歯を支柱として削り、そこに橋(ブリッジ)をかけるように連結された人工の歯を装着する方法です。
入れ歯

歯を失った部分の歯茎の上に乗せる取り外し式の装置です。
残っている歯に金属のバネ(クラスプ)をかけて固定する「部分入れ歯」と、すべての歯を失った場合に用いる「総入れ歯」があります。
長期的な視点での比較

それぞれの治療法が長い年月の中で、どのくらい安定して機能し続けるか。
ある調査によると治療後に作り直しが必要になる割合は、10年後で入れ歯やブリッジが半数以上にのぼるのに対しインプラントはわずか数パーセントであったという報告があります。
これはインプラントが他の歯に負担をかけることなく、それ自体が独立して機能する長期的に見て非常に安定した治療法であることを示唆しています。
安全と確実性を追求する、当院のインプラント治療
インプラント治療は外科手術を伴う高度な専門性を要求される治療です。
当院では患者様に安心して治療を受けていただくため、安全と確実性を追求するための取り組みを一切妥協することなく行っています。
すべての土台となる「CTによる精密な3次元診断」
安全なインプラント手術の成否は術前の診断と計画で、その大部分が決まると言っても過言ではありません。当院ではインプラント治療を行うすべての患者様に対して、必ず「歯科用CT」による撮影を行います。
従来の平面的なレントゲンでは骨の高さと幅しか分かりませんでした。しかし歯科用CTでは顎の骨を三次元の立体画像として、あらゆる角度から詳細に観察することが可能です。
これによりインプラントを埋め込む場所の骨の厚みや硬さ、量といった情報をミリ単位で正確に把握できます。
さらに重要なのは骨の中を走る太い神経や血管の位置を立体的に特定できることです。
これらの重要な組織を傷つけることなく安全な手術を行うために、CTによる3次元診断は、もはや現代のインプラント治療において絶対に欠かすことのできない検査なのです。
コンピュータが可能にする「サージカルガイド」を用いた手術
CTで得られた精密な3次元データをもとに私たちは、コンピュータの画面上でインプラントを埋め込むための、あらゆるシミュレーションを行います。
骨の最も良い位置、最適な角度、そして深さを画面上で正確に決定していきます。
そしてそのシミュレーション通りの手術を現実のお口の中で寸分の狂いなく実現するために作製するのが、「サージカルガイド」というオーダーメイドの手術用補助装置です。
このサージカルガイドを手術の際にお口の中に装着することで、ドリルのブレなどがなくなり計画した通りの位置・角度・深さに、極めて高い精度でインプラントを埋入することが可能になります。
これによりフリーハンドの手術に比べて手術時間の短縮、そして歯茎の切開などを最小限に抑えることによる術後の痛みや腫れの軽減にも繋がります。
骨が足りない場合の「骨造成治療」
歯を失ってから長い時間が経過していたり重度の歯周病にかかっていたりすると、インプラントを支えるための顎の骨が薄くまた少なくなってしまっていることがあります。
「骨の量が足りないためインプラントはできません」と他院で診断された経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合でも当院では「骨造成」という骨の量を増やすための専門的な処置を行うことで、インプラント治療を可能にできる場合があります。
GBR(骨誘導再生法)
骨が不足している部分に骨の元となる補填材を置き、その上を「メンブレン」という特殊な膜で覆うことで他の不要な組織が入り込むのを防ぎ、骨が再生するためのスペースを確保する治療法です。
ソケットリフト
上顎の奥歯の上には「上顎洞(じょうがくどう)」という大きな空洞があります。この部分の骨の高さが足りない場合にインプラントを埋め込むための穴から、特殊な器具(カスキット、ラスキットなど)を用いて上顎洞の底にある粘膜を慎重に押し上げます。
そしてそこにできたスペースに骨補填材を満たすことで、骨の高さを増大させる方法です。
信頼性の高いインプラントシステムの採用
当院では世界70カ国以上で使用されその品質と安全性が高く評価されている、「オステムインプラント」を採用しています。
長期的な安定性に関する豊富な臨床データを持つ、信頼性の高いインプラントシステムです。
インプラント治療の流れ

初診・カウンセリング
患者様のお悩みや治療に対するご希望を詳しくお伺いし、インプラント治療の概要、流れ、そしておおよその費用についてご説明します。
精密検査・診断
歯科用CT撮影、お口の中全体のレントゲン撮影、歯周病検査、噛み合わせの検査など安全な治療計画を立案するために必要な、あらゆる検査を行います。
治療計画のご説明
検査結果をもとにコンピュータシミュレーションの画像などもご覧いただきながら、具体的な治療計画、期間、費用、そして考えられるリスクについてご納得いただけるまで詳しくご説明します。
一次手術
十分な局所麻酔を行い痛みを完全に取り除いた状態で、歯茎を小さく切開し顎の骨にインプラントを埋入します。
治癒期間
埋入したインプラントが顎の骨としっかりと結合する(オッセオインテグレーション)まで、通常2ヶ月から6ヶ月程度の治癒期間をおきます。この期間、骨とインプラントの結合度合いを「オッセオインテグレーションテスター」という機器で客観的な数値として確認し、確実性を高めます。
上部構造(人工歯)の作製・装着
インプラントと骨が完全に結合したことを確認した後、精密な型取りを行いセラミックなどで作られた自然で美しい人工の歯を作製し、装着します。
メンテナンス
治療が完了した後はその素晴らしい状態を長く維持するために、定期的なメンテナンスへと移行します。
インプラント治療後の大切なメンテナンス
インプラントは虫歯になることはありません。しかしその周りの歯茎や骨はご自身の歯と同じように、ケアを怠れば「歯周病」と同じような病気にかかってしまいます。
これを「インプラント周囲炎」と呼びます。
インプラントの天敵「インプラント周囲炎」
インプラント周囲炎はインプラントの周りにプラークが付着することで歯茎に炎症が起き、進行するとインプラントを支えている顎の骨を溶かしてしまう非常に怖い病気です。
天然の歯と比べて自覚症状が出にくいのが特徴で、気づいた時には手遅れになっていることも少なくありません。
このインプラント周囲炎を防ぎインプラントを長持ちさせるためには、ご自宅での丁寧なセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが絶対に欠かせません。
当院のメンテナンスプログラム
当院では3ヶ月から6ヶ月に一度の定期検診で、以下の内容を中心としたメンテナンスを行います。
- インプラントの状態(ぐらつき、ネジの緩みなど)のチェック
- 噛み合わせの確認と調整
- レントゲン撮影による骨の状態の確認
- インプラント周囲の専門的なクリーニング
- ご自宅でのセルフケアの方法の再確認と指導
インプラント治療は人工の歯を装着して終わりではありません。
そこからがその素晴らしい状態を私たちと患者様が、二人三脚で守り育てていく新しいスタートなのです。


06-6343-0648